ライフスタイル

床座と椅子座の使い分け方。それぞれの特徴を解説

本日購入した椅子が届きました。
ハンス・J・ウェグナーのCH53スツールです。落ち着いた雰囲気で、部屋に調和しやすい素晴らしいデザインです。

私の家は6畳2部屋のマンションですが3つの机・椅子があり、それぞれ食卓や団欒をする床座が1つ、作業や勉強を行う椅子座が2つと、スタイルを使い分けております。
本日はその両方を使ってみて分かったことを解説していきましょう。

床座のメリット

くつろぎやすい

足を伸ばして座れるし、全身が床についてる安心感があります。寝転んでごろごろするのも自由。
こたつが使えるのも魅力的ですね。

机が低いことによる安心感

だいたい、床座の机は高さ40cm、椅子座は70cmと、倍近い差があります。
物を落としたりした時に、壊れたりするリスクが少なく安心感があります。
机が高いと、絶対物を落とすまいという意識がどこかにあるものです。

部屋が広く感じる

これは最大のメリットの一つであると感じています。
高さが低いので圧迫感がなく、広々感じるのです。また、机がコンパクトなので、模様替えが楽に行えます。

椅子が必要ない

椅子が無くても済むのはコストが安く済み助かります。
大勢で集まる時、椅子が足りなくて困った・・・なんてこともありません。
来客用の椅子を常に準備するという状況は、来客がいないと寂しい見た目となるし、スペースの無駄にもなります。

椅子座のメリット

(姿勢良く)座りやすく、立ちやすい

椅子座は非常に座りやすく、デスクワーク時も背筋をまっすぐ伸ばして座ることができます。
また、立ったり座ったりする負担が少なく、腰の悪い高齢者には椅子座をオススメします。

床座ではバランスが悪く、猫背になりやすいのです。

衛生的

床から離れているので、床から舞い上がるほこりを避けることができます。ほこりは低い位置にある物に溜まりやすいので、それを避けることができるのは大きなメリットです。

机下のスペースを活用できる

机下に引き出しや本棚などを置くことができ、スペースを有効活用できます。

床座と椅子座の使い分け方

床座:足を伸ばしてくつろぎたい時や、多数の人が集まる場面

床に近いことによる安心感と足を伸ばせることから、くつろぎたい時におすすめです。
冬はこたつを使ってまったりとすることもできます。

また、椅子が必要ないので不特定多数が集まる来客用に便利です。
クッションさえ床におけば、立派なおもてなしスペースとなります。

一方で、姿勢としてバランスが悪く、背骨や骨盤に負担がかかる座り方なので長時間のデスクワークには向いておりません。

椅子座:デスクワーク時や、清潔さを保ちたい時

長時間座ることに適しており、デスクワークするならば椅子座一択です。

床から離れており、舞い上がるほこりから清潔さを保てるのも大きな特徴。
食卓として活用される家庭も多いですね。

※周りの家具も含めて考える

床座も椅子座も、周りの家具とは高さを揃えた方が部屋に統一感が出てスッキリとします。
壁一面の本棚など壁面全てが家具となっている場合は床座だと圧迫感が出てしまうかもしれません。
家具全てを含めた総合的なデザインを検討することが良い部屋を生み出します。

 

以上、床座と椅子座の解説でした。私は冒頭の使い分け方で非常に快適に暮らせております。
椅子座は便利ですが、友達と集まる時はやはり床座ですね。

皆さんの暮らしに役立つヒントになれば幸いです。
それでは。