前回に引き続き、薪ストーブについてです。 今回は各メーカーの紹介をしていこうと思います。
結論から言うと、どれも良い
薪ストーブメーカーは本当に多数あり、どれも高品質です。
しかも、分かりやすい特徴の差があるわけでもないので、直観とお店の人のアドバイスが最終的な決め手になると思います。
それでも以下のことには気を付けましょう。
判断基準となる機能
- 建物の規模にあった暖房性能
- 入れる薪の長さ
- トッププレートで調理をするかどうか
- デザイン
- 使用時間(鋳物製は長時間向き、鋼板製は短時間・長時間両方)
- 使用方法(輻射熱を楽しむか、単に部屋を暖めるか)
薪ストーブメーカー抜粋
独断と偏見で、いくつか代表的なメーカーを紹介します。
ホンマ製作所
日本の伝統的な職人技術を駆使して、高品質な薪ストーブを製造しています。
シンプルで使いやすい設計がされています。
鋳物製と鋼板製の両方で幅広く揃えており、
サイズも小さい物から大きな物までさまざま。
素材の選定や加工、組み立てにおいても厳格な基準を持ち、耐久性と信頼性を追求した高品質が特徴です。
残念ながら燃焼のデータが見つかりませんでしたが、悪い評判は聞きません。
軽井沢暖炉
軽井沢付近を拠点とした薪ストーブメーカーです。
シンプルでなじみやすいデザイン。
雨漏り保証や、メンテナンス性など、アフターフォローが手厚い印象です。
ヨツール
世界一売れている薪ストーブメーカー。
モダンからクラシックまで幅広くそろえています。
燃焼効率や耐久性が高く、安定した性能という印象。
ダッチウエスト
アメリカの薪ストーブメーカー
クラシックなデザインと言えばここ!アンコールが大人気。
分かりやすいホームページがありがたい。
調理や薪の投入がしやすい大きいサイズが多く使いやすい。
ハンター
イギリスの薪ストーブメーカー。
シンプルで重厚感のあるデザイン。
ヨツールと同じく安定感のある性能。薪が置けるタイプや大きくて使いやすいタイプなど特徴が分かりやすい。純粋な輻射式。
モルソー
デンマークの薪ストーブメーカー。
シンプルで丸みのある可愛らしい見た目。
上質な鋳物製。同じデザインで輻射式と対流式が選べるものも。
ドブレ
ベルギーの薪ストーブメーカー。
こちらも上質な鋳物製が特徴。薪ストーブらしいバランスのとれたデザイン。
ネスターマーティン
ベルギーの薪ストーブメーカー。
燃焼方式が特殊で、針葉樹や廃材なども燃やしやすい。
コンツーラ
スウェーデンの薪ストーブメーカー。
北欧のメーカーは丸みがあってなじみやすいデザインが多いですね。
コンツーラも特徴的な丸い脚など一風変わりつつも素敵なデザイン。
スキャンサーム
高級ですが、高性能なドイツの薪ストーブメーカーです。
モダンでユニークなデザイン。
耐久性や燃焼効率に圧倒的な自信を持っています。純粋な対流式が多く、輻射熱が無いのは意見が分かれるところかもしれません。
これをきっかけに色々と調べてみましょう
薪ストーブの世界は奥深く、正直仕事の片手間では調べつくせません。
私も設計時は、今回挙げた薪ストーブメーカーの中から、
お店のアドバイスを聞きながら選んだりします。
薪ストーブクロニクルさんなど、他に詳しい方が沢山いますので、
この記事を出発点に色々調べてみるといいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。