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今回は電子書籍について、使用したことのない人向けに解説していきます。
住宅において、本棚・収納スペースは住宅の中で大きな要素となる点です。
紙の本をコレクションしたい趣味が無い限りは、貴重なスペースを一度読んだら置くだけになる本で埋めつくすのはもったいない。
電子書籍を活用することで家がスッキリとしますよ。
それでは解説していきます。
Kindle(キンドル)とは
KindleはAmazonが運営している電子書籍サービスです。
多くある電子書籍サービスの中で、利用者数・書籍数共にNo.1と言われています。
Kindleで電子書籍を購入する方法はAmazonに登録している人ならば非常に簡単です。Amazonのページからkindleストアにアクセスするか、Amazonで本の購入ページへ行き、kindle版を選択して購入します。
(電子書籍が無い本では、kindle版の選択がありません)
Kindleの特徴
Kindleが他の電子書籍サービスより優れている点は、
- 書籍数がNo.1
- 様々なジャンルの書籍がある
- 青空文庫では、古典文学の名著(太宰治など)が無料で読める
- Kindle Unlimited(月額980円)で200万冊が無料で読める
- 書籍購入でAmazonポイントが溜まる
といった点があります。
漫画や雑誌だけならば他の電子書籍サービスの方がお得だったりしますが、その他のジャンルの本も読みたい人、読書好きの人、Amazonを使用している人にはKindleがオススメです。
国内の会社がいいなという人には、楽天が運営している、Rakuten Koboをオススメします。Kindleに負けず劣らずの品揃えです。
電子書籍の優れている点
電子書籍の紙媒体と比べて優れている点をいくつか挙げていきます。
紙媒体よりも安い
電子書籍というだけで、紙媒体より5〜10%引きの値段となっています。
本来、本は情報(=文章)を売っていますので、同じ情報ならば同じ値段で良いはずなのですが、
紙という実物が無い分、損した気分になる人が多いのか、同じ価格では電子書籍の売り上げが伸びなかったのでこのような価格設定になったと言われています。
収納スペースがいらない
当然ながら、読むための端末さえあれば何千冊買おうと家のスペースを圧迫することはありません。
賃貸であれば、一畳分の家賃に数千円〜1万払っているのですから、その貴重なスペースを本が占領するよりは電子書籍にして広々使いたい人が多いでしょう。
管理が楽
KindleではPCのフォルダ分けのように、購入した本を分類しておくことができ、本の管理が楽になります。
また、開いた時に前回読んでいたページから自動で始まります。しおり機能やマーカー機能、目次から項目へ飛ぶ機能などもあり、紙媒体よりも快適に読むことが可能です。
持ち運びも楽
長期間の出張や旅行の際に、本や参考書を何冊も持って行っていませんか?
ipadは重さ500gと、本3冊分くらいの重さですが、厚さが7.5mmとかさばることはありません。
ipadだと重たいという人は、後述のkindle端末が重さ200g程度なのでオススメです。
以上のような特徴があるので、
電子書籍化されていない本がある点や端末購入の初期コストがかかる点を差し引いても、
電気書籍化するメリットは大きいです。
端末はなにが良いのか
読書目的ならKindle専用端末がオススメ
iPadやアンドロイド端末でもKindleは読むことができますが、
Kindle専用端末の方が
- 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
- 字が綺麗に映る
- 4G回線が無料で使えるモデルがある(無印以外)
という点でオススメです。
特に、軽量・コンパクトで電車の中でも文庫本の感覚で読めるのは大きなメリットでしょう。
ただし、白黒表示しかできないことは注意が必要です。
Kindle端末は以下の種類があります。
なぜか執筆時期にはKindle Oasisの購入ページのみで、このような比較表が載っていました。
機種 | Kindle (無印) |
Kindle Paperwhite | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
値段 | 8,980 | 13,980 | 29,980 |
容量 | 8GB | 8/32GB | 8/32GB |
サイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
重さ | 174g | 182g | 188g |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
防水 | – | ◯ | ◯ |
※2021/4/18の時点の情報
私としてはPaperwhiteがおすすめです。
タブレット端末を使うのもアリ
iPadなどのタブレット端末でもKindleは読むことができます。
- カラー表示できる
- 容量が大きい
- 読み込みが早い
という点ではKindle端末より優れています。
一方で、重たく持ちにくいので文庫本のような手軽な読書感覚にはなりにくいです。
まとめ
- Kindleは蔵書数・無料本の多さが優れている
- 電子書籍は手軽・安い・便利で試す価値あり
- タブレット端末でも読めるが、Kindle専用端末の方が読みやすい
専用端末ならば1万円程度で購入できますし、タブレット端末でもアプリを導入するだけ。
非常に快適なので、一度試してみることをオススメします。
以上、皆さんの暮らしを良くするヒントになれば幸いです。
それでは。