こんにちは。暮らしのデザイナーを目指すやっさんです。
今日はシロアリの対策について書いていきたいと思います。
防蟻剤：ホウ酸系が優秀！濡れないようにだけ注意
前回も書きましたが、木造は地面から1mまでの高さは木材に防蟻剤を塗布することが、建築基準法で義務付けれらています。
しかし、防蟻剤は揮発性の農薬系が主流ですが、５年しか持たないのです。その後塗り直さなければいけませんし、揮発性なので人への健康被害も心配されています。
そこで、最近では非揮発性（蒸発しない）なので、安全で長持ちするホウ酸系防蟻剤が注目されています。
これは自然素材であるホウ酸を使用しております。イギリスでは化学系の防蟻剤は使用禁止なので、ホウ酸系の防蟻剤のみの使用となっております。既に実績と安全性が証明されている防蟻剤といえます。
非揮発性なので空気中に成分が拡散しませんし、濡れない限りは効果を発揮すると言われています。最近の住宅は外壁材で柱を覆っているので、濡れないようにすることは簡単ですね。
私たちにできる対策：蟻土を見つけよ！
シロアリは必ず、”蟻土（ぎど）”と呼ばれる土の道をつくり、その中を通って家に侵入します。上の画像は既に蟻土が雨で流されており分かりづらいですが、ネットで検索すれば色々出てくると思います。家の基礎部分を見て周り、これを発見すればシロアリがいる可能性が高いです。
シロアリの早期発見こそが一番の対策。家のメンテナンスの一貫と思い、窓拭き掃除のついでに見て回ることを習慣としましょう。
以上、暮らしのヒントとなれば幸いです。
それでは。
