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皆さん夜はどんな照明で過ごしていますか?
日本では天井に取り付けた照明で部屋を均質に明るく照らす傾向がありますが、今回は私のおすすめの照明術を紹介していきたいと思います。
オススメは部分照明
私のオススメは部屋の一部を照らし出す部分照明です。
部屋全体を均一に明るくする照明を全般照明、部分的に照らす照明を部分照明と呼びます。
私の家の部分照明。寝る前は4つの部分照明で読書などをして過ごしている。部屋が薄暗いと自然な眠気が起こってくるので、寝つきが良くなる。
私が部分照明を勧める理由は、
・部屋に上質な雰囲気を持たせることができる
・夜は薄暗い方がスムーズに入眠でき、寝つきが良くなる
・注目させたい部分だけ目立たせることができる
といったメリットがあるからです。
一部を照らしだして強調することで、注目させたいポイント(フォーカルポイント)に視線を誘導させることができます。
逆に言うと照明で照らし出すところ以外は少しごちゃついていても気にならなくなり、部屋がスッキリとして見えます。
部分照明の配置はフォーカルポイントを意識
部分照明は先程のフォーカルポイントを意識して設置することが望ましいです。
また、部分照明は必ず複数設置しましょう。
部分照明を設置した数がそのまま部屋で過ごせる居場所の数となります。
ベッドの枕元、本を読む椅子のそば、部屋の出入り口の脇などに設置することが定番ですね。
その他、部屋の角や壁際に設置することもお勧めです。
壁を照らし出すことによって部屋に広がりが感じられるようになるからです。
ホテルのベッドでも枕元に照明が配置されています。
間接照明を取り入れる
照明は暖かさを感じる暖色系がお勧めです。
また直接まぶしい光源を見てしまうと目が覚めてしまいがちなので光源が直接見えない間接照明がお勧めです。
ユニークなカエルの間接照明。
間接照明にも色々な種類があるが、どれもぼんやりと柔らかい光を空間に添えてくれる。
指向性を持った照明で壁際を照らすことも間接照明の手法の1つです。
ライディングダクトレールに照明を取り付けると、後から位置を調整できるので便利
まとめ:夜だからこそ、昼とは違う雰囲気の部屋に
- 部分照明で照らしたいところだけ照らすとお洒落な雰囲気に
- 間接照明の柔らかな光で夜を過ごす
いかがでしたでしょうか。
日本はシーリングライトで夜でも昼のような明るさで均一な明るさの部屋にすることが主流です。しかし、ぼんやりした柔らかな照明で夜の時間を過ごしてみると、1日の変化が感じられる豊かな生活になります。
みなさんもぜひとも試してみてください。
それでは。